フェラーリ
2026年8月24日 01:11
フェラーリ(RACE)の株は2025年10月に開かれた投資家ミーティングをきっかけに急落しました。
そのとき示された「2030年までの経営計画」によると、売上高成長率が僅か年率5%しかなかったためです。
ちなみに過去の売上高成長率の実績は;
2020年 −6%(新型コロナの影響)
2021年 +28%
2022年 +6%
2023年 +21%
2024年 +12%
2025年 +12%
でした。
その投資家ミーティングでもうひとつフェラーリはネガティブ・サプライズを発表しました。それは計画されていた総売上高に占めるEV比率を40%から20%に引き下げたことです。
しかし最近になって同社の株は出直る様子を見せています。
その1つ目の理由は7月30日に発表された2026年第2四半期の決算が売上高19.4億ユーロ、修正EBITDAが7.55億ユーロとしっかりした内容だったこと、加えてEV新製品の売れ行きが懸念されていたよりずっと好調だったことによります。
レイバーデー明け以降、米国ではアンソロピックのIPOなど重要な案件が続くと予想されますが、それにより「IPO成り金」もたくさん生まれることが予想されます。それはフェラーリの需要という観点からはポジティブです。
最近私はラグジュアリー・ブランドのアイデアを呈示することが多いのですが、その背景として産業革命で社会が大きく変わったとき、「金ピカ時代」と呼ばれる、これみよがしの消費が流行した歴史があるからです。当時はベッセマー法とか電信・電話の発明が新しい富豪を生みました。いまはAIで富豪がたくさん生まれています。
その場合、投資のひとつのやり方として、ラグジュアリー・ブランドの株を買っておくのが有効な気がします。