ザ・リアルリアル
2026年6月17日 03:13
ザ・リアルリアル(REAL)はラグジュアリー・リセールのプラットフォームです。
同社は厳格な検査を通過した本物の中古アイテムだけを販売しています。
いまアメリカではZ世代、ミレニアル世代を中心に中古ブームになっています。これらのファンは単に安いものを求めているというわけではなく、ファッションに強い関心を持ち、レアなすぐれ物をGETすることで自分のファッションに関する知識をアピするという動機を持っています。
ラグジュアリー・グッズ市場は過去2年マイナス成長でした。これは中国の消費者の元気がなくなっていること、ハンドバッグを中心にブランドがアグレッシブに値上げを繰り返し過ぎたことなどが関係しています。しかしその中にあって中古品の市場は健全な成長を続けています。
ザ・リアルリアルの場合、過去4期連続で売上高ならびにアクティブ・バイヤー数が2桁成長していることからも勢いが強いことが伺われます。
2025年度のザ・リアルリアルの総取扱高(GMV)は21億ドルでした。平均オーダー・バリュー(AOV)は550ドルでした。累積販売アイテム数は5000万アイテム、過去12か月の平均アクティブ・バイヤー数は110万人でした。
アメリカの消費者のクロゼットには2,000億ドルのラグジュアリー・アイテムが眠っていると言われます。すると去年の21億ドルの取扱高はほんの氷山の一角に過ぎないのです。一方新品のラグジュアリー・グッズの販売高は800億ドルです。
リセール市場の存在が知れ渡ってくるにつれ、もう使わないものをリセール市場で処分する消費者も増えています。平均して3年くらいで転売するそうです。
ザ・リアルリアルは消費者からとても信頼されており、検査の確かさやリセールのアイテムを集める能力の点でも他社を圧倒しています。
自分が売ろうとするアイテムの写真をスマホで撮り、ザ・リアルリアルのアプリにアップロードすると、買取価格の見積もりが瞬時に得られます。
同社の取扱高(GMV)ならびに売上高は下のように推移してきました。

(出典:ザ・リアルリアル)
GMVに占める同社の売上高比率(=take rate)とグロスマージンは下のように推移してきました。

(出典:ザ・リアルリアル)
修正EBITDAは下のように推移してきました。

(出典:ザ・リアルリアル)