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ゴールド、シルバーが続落 他の投資対象への影響は?

2026年2月2日 17:21

1月30日(金)、トランプ大統領がケビン・ウォーシュ元FRB理事を次期FRB議長に指名したことがキッカケとなりシルバーが一時−30%急落しました。

さて、週明けの今日、シルバーは−11%の続落となっており、ゴールドも先週金曜日の下げを延長するカタチで−6%で推移しています。
 
いまファンダメンタルズをひとまず横に置いていて相場の取り組みだけを考えた場合、**シルバーもゴールドも複雑骨折の状態で、戻り待ちの売りが控えています。**したがっていまは蛮勇で買い向かう局面ではないです。
 
なお週末にはシルバーの下げで同一アプリ内でクリプトと貴金属をレバをかけてトレードさせている証券会社が担保不足→強制決済の連鎖でクリプトも売りのターゲットにされました。今日もクリプトは神経質な動きとなっています。
 
以上の原資産はいずれも個人投資家主導であり、急落局面では証拠金率の引き上げなどにより「買いパワー」が失われやすいです。
 
これと対照的に銅(カッパー)の場合、主に売買しているのは機関投資家です。またシルバー、ゴールドと違ってファンダメンタルズ的にも銅は需給関係が逼迫しており、将来の増産余地も小さいです。
 
したがって目先は銅も売られるリスクが高いが…出直りも早いと考えるのが自然です。
 
このところのコモディティーのラリーはレバレッジを用いた個人投資家の買い上がりによって演出されていたので、おなじようなレバレッジ・トレードの対象になる原資産は少しお休みになるでしょう。
 
その意味において微妙なのが、サンディスク(SNDK)やマイクロン(MU)のようなメモリー関連株です。ここも極東の個人投資家が沢山乗っており、リスクが伝染しやすいです。
 
一方、新興国・フロンティアマーケットの株式はレバレッジ取引をしている人は殆ど居ません。機関投資家が買いの主体です。その意味では、いま眼前に広がっている危機の連鎖の埒外にあると言えます。
 
ただし銅が下がった場合、ラテンアメリカの、とりわけアンデス地方の国々は銅の輸出国が多いので注意が必要です。また南ア(EWZ)はゴールドやプラチナへの依存度が高いです。アフリカETF(AFK)も中身を見ると金鉱株が多いです。したがってこのへんのETFはある程度引かされることは覚悟すべきでしょうね。