投資戦略
2026年3月18日 18:19
投資戦略をアップデートします。
■投資戦略
いまはキャッシュ比率を引き上げ、余計なことをせず、静観すべきです。
トランプ大統領は株式市場の動きを彼の政策に対する「成績表」だと考えており、マーケットが下がらないうちは政策に変更を加えません。
いま米国の株式市場は堅調で、市場は(このままでオッケー!)というメッセージを大統領に発しています。
全米平均レギュラー・ガソリン価格はこのところ連日上昇しており、3月18日は1ガロン当たり$3.842まで上昇しました。
アメリカの場合、皆クルマ通勤です。子供を学校に送り迎えするのもクルマです。日本だとガソリン代が高くなればクルマを使うのを控えれば良いわけですが、アメリカではそうは行きません。
ガソリン代の高騰は他の消費を切り詰めないといけなくなることを意味します。
じわじわ景気に効いてくると考えるのが自然です。
米国株はIBD的には3月13日の引けをもって「調整入り」しているのですが未だプット・コール・トレーディング・ボリュームが0.88とビビリが足らないです。投資家は慢心しています。

(出典:IBD)
■イラン戦争
イランはパキスタン、インドなど、フレンドリーな国のタンカーだけにホルムズ海峡の通過を許しています。
その具体的な手法ですが、ホルムズ海峡の北端の最もイランに近い場所にあるケシム島とララク島の間の航路だけをOPENにしているということです。ここを通過するタンカーはイスラム革命防衛隊が目視・確認できます。

したがってこれまでにホルムズ海峡の通過を許された船はすべてここを通っています。
佐世保港から回送中のトリポリはマラッカ海峡を通過したところなので、現地に到着するには一週間ほどかかると思われます。
紅海のヤンブーに向かったVLCCが積み込みを終えてバブ・エル・マンデブ海峡にさしかかるのもそのくらいのタイミングのはずです。
するとしばらくの間は新しいニュースが無いままにアメリカとイランが睨み合うという展開が予想されます。
湾岸諸国(GCC)はアメリカ、イスラエル側についており、イランの現体制を徹底的に叩いて欲しいと考えています。
なぜなら中途半端にアメリカが帰ったら、イランが勝手に暴れ出す危険があるからです。
おなじイスラム教とはいえGCC諸国は主にスンニ派、イランはシーア派です。この2つの宗派は昔から対立しており、溝は深いです。
イランは自分たちのことをアラブ人ではなくペルシャ人だと考えています。文化の面でも自分たちはワンランク上だという自負があります。
そういう古い国民感情が根強くある以上、和解の道は遠いです。
■予想
2026年末のS&P500のターゲットは5,890を予想します。
2026年末のドル円は151円を予想します。
2026年末の10年債利回りは4.20%を予想します。
2026年末のフェデラルファンズ・レートは3.75%を予想します。
2026年末の失業率は4.7%を予想します。
2026年末の消費者物価指数は2.7%を予想します。
2026年末のGDPは+0.0%を予想します。