Skip to content

投資戦略

2026年7月6日 03:24

投資戦略をアップデートします。

■相場観
いまアメリカは夏休み期間に入っています。バイサイド、セルサイドの一軍はバケーションに行っています。トレーディングルームを預かるのは二軍の若手です。
 
相場を動かすニュースも少なく、トレードしにくい地合いです。ただ「閑散に売りなし」の格言通り、相場は底堅い展開を予想します。
 
9月のレイバーデー明けにアンソロピックのIPOが動き出すと思います。市場参加者はそれに期待をつないでいます。
 
今週からSKハイニックスのADR上場のマーケティングがキックオフされます。このディールは需要面で苦戦が予想されます。
 
■ボラティリティに惚れるトレードは鬼門
個人投資家は(なるべく短期間にうんと儲けて早くリッチになりたい!)という考えでハイ・ボラティリティの投資対象を好む傾向があります。
 
しかしボラが高いということは、必ず儲かることを意味しません。
 
それどころか、ボラが高い投資対象がモメンタムを失うと、通常の下げ局面で予想される下落よりも、もっとこっぴどく売られる場面が多いです。
 
その一因は、それらの個人投資家がレバレッジを好むことに因ります。
 
レバレッジをかけて立てたポジションは、下げ局面では追証を入れなければいけない、あるいは強制決済されるというようなカタチで自分が希望しないタイミングで処分を強いられることが多いです。
 
個人投資家が値動きの荒っぽさに惹かれて、たくさん乗っている銘柄は、下げ相場では一層酷い下落を演じやすいです。
 
一例としてビットコイン・トレジャリー・カンパニーであるストラテジー(MSTR)は、なまじボラティリティ・プレミアムが乗っていたばかりに下げ局面ではビットコインの下落に輪をかけるカタチでボコボコに売られました。
 
ここへきて半導体銘柄が高値波乱の商状となっているのも、これと良く似た状況と言えます。
 
■地味な投資対象の魅力
最近のこうした軽薄な風潮を見るにつけ、短期筋が介入していない地味な投資対象の魅力というものが際立つ今日このごろです。
 
いくつか例を挙げます。
 
ヘルスケアでは、ジョンソン・アンド・ジョンソン(JNJ)がチャート的にブレイクアウトしたばかりで、魅力的に見えます。メルク(MRK)も買いシグナルが点灯しています。
 
金融サービスではクレカ関連に動きが見られます。ビザ(V)、アメリカン・エキスプレス(AXP)、JPモルガン(JPM)などです。
 
つまりいまの相場はこれらのなんの変哲もない普通の退屈な大型株(ただしハイテクを除く)を抱いていれば儲かる相場なのです。
 
■予想
2026年末のS&P500のターゲットは7,250を予想します。
 
2026年末のドル円は160円を予想します。(旧予想165円)
 
2026年末の10年債利回りは4.50%を予想します。
 
2026年末のフェデラルファンズ・レートは3.75%を予想します。
 
2026年末の失業率は4.3%を予想します。(旧予想4.4%)
 
2026年末の消費者物価指数は3.80%を予想します。(旧予想4.00%)
 
2026年末のGDPは+1.50%を予想します。