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入金力のほうがマーケット・タイミングや銘柄選別能力より遥かに重要な理由

2026年4月13日 05:00

銘柄選別能力とかマーケット・タイミングを測るのが上手いということより、毎月コツコツ入金することを励行するほうが遥かに重要です。

説明します。
 
ポートフォリオのリターンは普通2つの要素に分解できます;
 
α(=アルファ):ファンドマネージャー個人の力量・腕前で説明できるリターン
β(=ベータ):S&P500指数に代表される株価指数の動きからGETできるリターン
 
すると;
 
トータル・リターン=金利+β+α
 
ということになります。
 
いま、米国の超長期で見た平均的リターンは年率;
 
金利 = 2~3%
β = 4~6%
α = 0~1%
 
だと言われています。これをポートフォリオ・リターンへの貢献というカタチに直して表示すれば;
 
金利 = 20~30%
β = 60~70%
α = 0~10%
 
ということになります。
 
投資を始めたばかりの人は「いま、マーケットは買いですか?」とか「銘柄は?」と矢継ぎ早に質問します。そして「自分はナチュラルだ!」とか「自分は向いてない」とか1年とか2年投資しただけですぐに結論付けてしまいます。
 
しかし統計学的にαの貢献度が極めて少ないことからもわかる通り、上に書いたような問い、ないしは結論は殆ど意味が無いのです。
 
マーケット・タイミングや銘柄選択はαに属します。そのαの貢献が0~10%しか無いということは初心者の場合、マーケット・タイミングや銘柄選択に時間を使うより毎月コツコツ着実に入金することを心がけたほうが遥かに効率が良いことを意味します。
 
いま、ある人が毎月$1,000を入金し、それが7%で回ったとすれば;
 
10年目 $173,000
20年目 $521,000
30年目 $1,220,000
40年目 $2,600,000
 
という風にお金が増えてゆきます。これがウォーレン・バフェットの言う「雪だるま効果」です。
 
そして積立は早く始めれば早いほど、後々雪だるまが大きくなります。