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米国建国250年で投資家は不在

2026年6月28日 02:30

今年、米国は建国250年を迎えます。米国はお祭りムードで、夏休み期間中だし、ワールドカップも進行中ということで航空株とかホテル株は高値を舞っていますが、それ以外はあまり投資に身が入らない環境です。

ヨーロッパ人の目線からは米国の歴史は1776年の独立宣言の前263年(=植民地時代)、後250年(=独立国時代)にキレイに2分することができます。
 
ヨーロッパ人がこんにちの米国の国土に到達したのは1513年のファン・ポンス・デ・リヨンが最初です。(北米ということでは1497年にジョン・キャボットがニューファウンドランド、ラブラドールを探検しました。)
 
なお大航海時代に先鞭をつけたのはポルトガル人で1418年にモロッコ沖のマデイラを発見しました。ここは1450年になると砂糖のプランテーションが設置され、最初の植民地経営の成功例となります。そのときアフリカ大陸から黒人の奴隷を連れてきたのもポルトガル人です。
 
その後、ヨーロッパ人がカリブ海の島々を発見するとプランテーションもだんだん西へ広がっていきました。クリストファー・コロンブスが今日のバハマ、キューバ、ドミニカ共和国などの島々を発見したのは1492年です。
 
奴隷貿易は米国という国家が誕生する326年前からヨーロッパ人により行われてきました。
 
奴隷売買の量を比較すれば;
 
ポルトガル 580万人
イギリス 310万人
フランス 130万人
 
という感じです。また当初の仕向先という観点からは;
 
カリブ海 45%
ブラジル 40%
中米 10%
北米 5%
 
でした。
 
1776年の独立宣言を出した時点での米国は、いまの東部13州だけしかなかったです。それらは;
 
ニューハンプシャー
マサチューセッツ
ロードアイランド
コネチカット
ニューヨーク
ニュージャージー
ペンシルベニア
デラウェア
メリーランド
バージニア
ノースカロライナ
サウスカロライナ
ジョージア
 
で、いずれも英国の植民地でした。
 
1776年の独立宣言に署名したのは56名ですが、そのうち以下の7名は「建国の父」として広く認識されています;
 
ジョージ・ワシントン
ジョン・アダムス
トーマス・ジェファーソン
ジェームズ・マディソン
アレキサンダー・ハミルトン
ベンジャミン・フランクリン
ジョン・ジェイ
 
SKハイニックスは建国250周年でバカンスモードの真っ最中にADRの発行をぶつけようとしているわけで、無粋だと思います。