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イランの濃縮ウランは無傷 それがある限りイスラエルの目的は達成できてないことを意味する 米特殊部隊との争奪戦になるかも

2026年3月9日 03:02

イランの濃縮ウランは未だ無傷で残っています。

それはイスファハンの核施設の地下深くに埋没しているようです。
 
去年、アメリカがB-2ステルス爆撃機でバンカー・バスターと呼ばれる巨大爆弾をその施設に命中させたのですが、円筒に保存された気化濃縮ウランは未だその防空壕に無傷で残っているそうです。
 
バンカー・バスターが炸裂したので、入口の部分は破壊され、重量にして970ポンドの濃縮ウランの円筒は土に埋まっている様子。
 
これを掘り出し、他の場所に移せば、現在60%程度の濃縮率のウランは核弾頭に必要な濃縮率まで比較的簡単にUPすることができるそうです。
 
去年、バンカー・バスターを打ち込んだ時はそれが円筒を破壊できたかどうかは確認できませんでした。その時点で米特殊部隊を送り込むことも検討されたのですが、リスキーすぎるので先ず観察するアプローチが取られました。
 
その後、衛星写真などからイランは再びこの円筒が埋もれている施設の入口付近の土砂を動かし始めたことが確認されました。
 
したがって、イランが円筒を他の場所に移送する前にそれを食い止めないといけない状態が生じたというわけです。
 
ある意味、この濃縮ウランの円筒を巡ってアメリカとイランの間で争奪戦になっているわけです。
 
この情報は政府当局者がニューヨーク・タイムズに今になってわざとリークしたもので、所期の目的が達成できなかったことが明らかになったいま、トランプ政権は「なぜ攻撃した」という背景情報を説明せざるを得なくなったという風にも理解できます。