JPモルガン
2026年7月6日 12:38
JPモルガン(JPM)は金融サービスで最もパワフルなブランドかつ世界のメガバンク経営におけるゴールド・スタンダードで、常に利益率がトップであるだけでなく、リスク管理をしっかりやりながら、高い利益を稼いでいます。歴史的に、金融危機のような場面では、同行が「世界を救う」ヒーローの役割を果たしてきました。この点が、単に儲けているゴールドマン・サックスなどとは異次元の尊敬をJPモルガンが集めてきた理由です。
2025年のJPモルガンの株主資本利益率は17%で、すべてのメガバンクの中で最高です。また、総資産は4.4兆ドルで最大であるだけでなく、資産内容も良いです。
消費者向けバンキング、クレジットカード、商業銀行業務、投資銀行業務、株式や債券のトレーディング、ペイメント業務、カストディー業務、ウエルス・マネージメント業務…これらのすべてでJPモルガンはNo.1もしくは最強のブランドです。
たとえば投資銀行フィーでは過去15年近くNo.1を走り続けています。

(出典:ディーロジック)
株式・債券のトレーディングでも安定して他社を圧倒してきました。
JPモルガンがゴールドマン・サックスより有利な理由として、極めて低コストで安定した預金があるので、トレーディングの際の社内金利が安いことが挙げられます。ゴールドマン・サックスはマーカスという消費者向けバンキング・サービスを通じてこのハンディキャップを克服しようとしましたが、サービスの質が低く、安定してローコストな預金ベースを確保するどころか、逆に足手まといとなっています。
クレカのビジネスはITの戦いです。与信に際し、どれだけ深く個々の消費者のビヘイビアに対するインサイトを持てるか?が安全な与信とブランドの確立に不可欠です。JPモルガンは莫大なIT投資を通じてひとりひとりのカードユーザーに関する情報を取得、ツボにはまったサービスを提供してきました。
「チェース・サファイア」というクレカ・ブランドは、アメリカン・エキスプレスのプラチナカード、キャピタルワンのベンチャー・エックス・カードと並び、クレカの最高峰です。単にプレステージが高いだけでなく、エアポート・ラウンジを展開するなどして差別化を図っています。