Skip to content

IBMの利益警告はAIブームで初の明示的な犠牲者

2026年7月15日 18:35

7月14日寄り前にIBMが利益警告しました。それを受けて同社株は−25%を記録しました。IBMは低成長だけど安定的な業績を発表する企業として知られており、このような利益警告は極めて異例です。AIが業績悪化の原因です。

この利益警告によると、6月期決算はコンセンサスEPS予想$3.01に対し$2.93にとどまる見通しです。コンセンサス売上高予想は178.6億ドルですが、こちらは172億ドルになる見通しです。
 
顧客はAIのハードウェア、メモリ、セキュリティ製品に支出のフォーカスを移しており、IBMが提供しているような製品やサービスは後回しにされています。
 
これまでにもセールスフォース(CRM)をはじめとしたソフトウェア・アズ・ア・サービス(SaaS)株がAIからの脅威で下がるという現象は見られてきました。しかしそれらの企業の業績はまだしっかりしており、明示的に「AIが原因で我が社の業績が不振になった」と発言したのは大手ではIBMが最初です。
 
その意味で今日の同社の利益警告は今後来るべきものを暗示していると言えるでしょう。