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資本の蓄積

2026年4月10日 03:00

資本の蓄積とは、生産に使われる資本ストックが増えてゆくことを指します。

具体的には工場、機械、インフラ、ソフトウェア、人材などがそれに該当します。
 
つまり所得を全部一過性の消費に回すのではなく、将来の生産力を高めるものに回すことです。
 
所得を得て、それを貯蓄に回すと、将来、工作機械などの必要なものを買う余力が蓄えられます。

そして企業が設備投資する、政府がインフラ投資する、というような活動を通じて、将来の生産能力を増やし、効率をUPすることが出来るわけです。
 
国内で貯蓄が不足している場合、海外直接投資(FDI)を通じてそれらを賄う方法があります。
 
しかしそれは経常収支の赤字、通貨不安、対外債務増加、インフレなどを招き、外部ショックに脆い経済体質になります。
 
一例としてトルコは家計貯蓄率が低く、国内での資本の蓄積が慢性的に不足しており、それがインフレを招来し、おのずと金利も高くならざるを得ませんでした。
 
高金利通貨を持つ国は、得てして国内での資本蓄積が少なく、外資への依存度が高いです。

そして一見して魅力的な金利になっていたとしても、実際にはインフレで通貨がどんどん下落し、せっかく高金利をGETしたと思っても、それをすべて通貨安で吐き出してしまうことが常です。