インドがゴールドとシルバーの輸入関税を引き上げ
2026年5月14日 01:13
インドが通貨防衛の目的でゴールドとシルバーの輸入関税をそれぞれ6%から15%に引き上げます。
インドの消費者は昔からゴールドやシルバーのジュエリーをたくさん買ってきましたし、国内に金細工の工房がたくさんあります。世界のゴールド・ジュエリーに対する需要の実に3分の1がインドから来ています。その関係でこの関税引き上げはインドだけでなく世界の金や銀の投資家にも影響を与えます。
去年のインドのゴールドの輸入額は720億ドル、シルバーの輸入額は120億ドルでした。これらを合計すると840億ドルにのぼるわけです。
インドの貿易赤字は一昨年の950億ドルから去年の1,200億ドルに拡大しました。その少なからぬ部分は金輸入ブームにあるわけです。
インドはイラン戦争勃発後、インド・ルピー安に見舞われており、通貨防衛に躍起になっています。このためインドの外貨準備は減少傾向にあります。