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輸出と経済成長

2026年4月9日 02:30

中国、ベトナムのように輸出に強い国はGDP成長率が高い傾向があります。これはなぜでしょうか?

リカードに代表される古典経済理論では、各国は得意分野に特化し、それを世界に売る一方、自分が不得意なものは他から買ってきたほうが全体としての生産性が上がるとしています。
 
輸出型成長では、国内市場だけでなく、世界の80億人を相手に商売できます。これは国内の購買力が限られている国では特に魅力です。
 
世界に輸出することで規模の経済が働き単位コストが低下します。それは利益の増加を招きますし、貿易することで外貨を獲得できれば、それを工作機械などに再投入することでどんどん生産性をUPしてゆくことが出来るわけです。
 
輸出企業は世界と競争しないといけない関係上、早くから強靭な体質になりやすいです。また品質基準でも欧米の高い期待に沿う必要があります。
 
こういうことを通じて最新のノウハウ、技術の習得などが起きやすいわけです。
 
輸出が増えればそれはGDPを押し上げるだけでなく、投資の増加、雇用の創出、消費の拡大という相乗効果が働きます。
 
従って新興国やフロンティア・マーケットに投資する際は(この国は輸出で必殺技を持っている?)ということを考えてみるとよいです。
 
ブラジルの場合、それは鉄鉱石、大豆、石油、パルプになりますし、バングラデシュの場合、既製服(RMG)になります。