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限界売上、限界費用、コストカーブ

2026年4月4日 00:30

経済学では限界売上とか限界費用という概念があります。

これは「あと1つ作る(売る)と、得か? 損か?」という考察に他なりません。
 
売上の増え方(限界売上=MR)、コストの増え方(限界費用=MC)の累積がコストカーブになります。
 
経済学では;
 
MR>MC →作れば作るほど儲かる
MR<MC →作るたびに損する
 
ので、MR=MC、つまりちょうど釣り合う点で止めるのがベストというわけです。
 
たとえばコーヒーショップを経営していたとして、コーヒー豆、ミルク、カップ、砂糖などの原材料費は実は小さいです。
 
一方人件費は大きい項目ですし、忙しくなると、手が足りない、オーダー・ミスなどである瞬間から「もう1杯=残業、追加シフト」という風に人件費が跳ね上がる場合もあります。
 
一定量を超えると、急に非効率になるわけです。
 
さらに待ち時間の増加で顧客満足度が低下、クレーム・返金、スタッフの疲労から離職率UPというような事態も招きかねません。
 
株式投資の際、MR/MCを知らないと(量さえ増やせば儲かる!)と考えてしまいがちです。しかし見た目は成長していても利益の伸びが追いつかないという場合、あんがい限界費用の増加が関係していることも多いです。
 
このようなケースは外食産業、小荷物配送、BPO、実店舗の小売業などでしばしば見られます。