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スローモーションの脱線事故を見るようなマグニフィセント・セブンの株価下落

2026年2月6日 12:02

マグニフィセント・セブンの株価が、実に嫌な下げ方をしています。

エヌビディア(NVDA)は10月に$212.19の高値をつけた後、横這っており、いまレンジの下限を試す展開です。$170.3を下に切れば、そこは200日移動平均線が通っている箇所でもあり、チャートのカタチが悪くなります。

(出典:マーケットサージ)

アップル(AAPL)だけは良いチャートのカタチを堅持しており、カップの右側(緑の線)を完成しようとしています。株価は50日移動平均線(赤)より上の位置にあります。

(出典:マーケットサージ)

アルファベット(GOOG)は1月にそれまでの高値$328.67(緑の破線)を上にブレイクアウトし、いわゆる買いゾーン(紫色のシェード部分)に入ったのですが、いまは50日移動平均線(赤)を下に切り、売りゾーン(赤色のシェード部分)に突っ込んでいます。

(出典:マーケットサージ)

マイクロソフト(MSFT)は恐らくマグニフィセント・セブンで一番悪いチャートをしており、ダブルトップ($555.45と$583.72)をつけた後、移動平均線はいわゆるデス・クロス(=50日移動平均線が200日移動平均線を下に切るパターン)を完成、下げ足を速めています。

(出典:マーケットサージ)

アマゾン(AMZN)は基本横這いのチャートで、2度カップ・ウィズ・ハンドルのカップ部分を完成したものの買いシグナルが点灯する前に反落、2月5日引け後の決算が悪かったことを嫌気され、いま気配値は$197.75で推移しています。つまり横這いのボックス圏のサポートを全部割り込んだ位置に居ます。

(出典:マーケットサージ)

メタ(META)は先日の決算が好感されたと思いきや、その後あっさりとその上昇分を全部吐き出しました。

(出典:マーケットサージ)

テスラ(TSLA)だけが去年の9月のブレイクアウト時で点灯した買いシグナル(紫色のシェード)のあと、利喰い圏(緑色のシェード)まで達しました。つまり買いシグナルが成功した例です。その後、「行って来い」になっています。

(出典:マーケットサージ)

パランティア(PLTR)はマグニフィセント・セブンではありませんが、これも人気株なので言及しておきます。チャートのカタチは悪いです。

(出典:マーケットサージ)

総括すればマグニフィセント・セブンの株価は気がつけばアップルを除きどれもチャートのカタチが悪くなっており、含み損が拡大しています。

なおマグニフィセント・セブン以外ではシルバー、ゴールド、ビットコイン、メモリー株などの直近の人気投資対象が枕を並べて討ち死にしており、どこにも逃げ場が無い展開になりつつあります。

マグニフィセント・セブンに話を戻せば、いまの下げはドラマチックと言うより「気がつけばもうこれだけ下げていた!」というような嫌な下げであり、淡々としています。

そのぶんアク抜けも起きにくいです。