損益分岐点、シャットダウン判断
2026年4月5日 00:30
損益分岐点(BEP: breakeven point)とは赤字から黒字に転換するポイントを指します。
シャットダウン判断とは「事業を続けるか、やめるか」の判断を指します。
赤字でも事業を続ける合理性がある場合もありますし、黒字でも事業をやめる合理性がある場合もあります。
順番に説明します。
損益分岐点とは売上高が総費用(固定費+可変費用)と一致するポイントです。これを超えると利益が出ます。
注意すべき点として、BEPは存続判断とはまた別だということです。
存続判断はシャットダウン判断とも呼ばれ;
価格<平均可変費用(AVC)
なら、操業停止が合理的です。
なぜなら生産すればするほど固定費に加えて可変費用すら回収できないからです。操業をストップすれば固定費だけで済みます。つまり「体力消耗を少しでも軽減する」ことができるわけです。
よく「赤字だから撤退すべきだ」という人がいますが、需要が一時的に落ち込んだ場合、初期段階で固定費負担が重くのしかかっている場合は赤字だからといって必ずしもシャットダウンが正解とは限りません。
ただし平均可変費用すら回収できなくなった場合は、ただちにシャットダウンスべきだと思います。
また(こんだけ投資したのだから……)というサンクコストに縛られる考え方は良くないです。未来の限界収支があくまでも最重要だと思います。