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3月4日中東戦争アップデート 今日、イランは次の最高指導者を発表する

2026年3月4日 19:37

3月4日中東戦争のアップデートです。

戦争が始まって4日が経過、アメリカ、イスラエル側からの空爆はピークを迎え、次第に竜頭蛇尾になると思われます。その理由は迎撃ミサイルの払底です。
 
所期の目的はイランの核プログラム完成を数年遅らせることだったので、それはほぼ達成できたと思われます。
 
アメリカは「Boots on the ground」すなわち陸軍をイランに進め、徹底的なレジーム・チェンジを目指していません。イラン国内の、政権に反対してきた勢力が、すこし動きやすいようにイスラム革命防衛隊(IRGC)や民兵を叩く…その程度のコミットメントでした。
 
これまでに最高指導者ハメネイ師、サイード・アブドルラヒム・モウサヴィ総務大臣、アジズ・ナシルザデー防衛相、モハマド・パクポアー司令官、アリ・シャムカニ国家安全保証評議員らが爆殺されており、イランのトップはカラッポの状態です。
 
わずかにアリ・ラリジャニ最高国家安全保障評議長のみが生存しています。彼はもしハメネイ最高指導者が殺された場合を想定し、対米開戦後の危機管理マニュアルを執筆した人であり、いまその手順によってイランは戦時下の対応を進めています。
 
アリ・ラリジャニはそういう意味においてイランの政体を維持するのに最も適任な人物なのですが、彼は聖職者ではありません。イランでリーダーになるためにはキャリア+聖職者であることが必要十分条件であり、彼の場合、それは満たしていないので、初めからトップのレースには参加できないというわけです。
 
イランの次期リーダーを選定するのは88名の聖職者から成る専門家会議です。専門家会議は今、次の最高指導者を誰にする? ということを協議しており、近くその氏名が公表されるはずです。
 
候補としてはハメネイ師の息子であるモジタバ・ハメネイが有力です。モジタバ・ハメネイは対米強硬派だと言われています。