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ブルー・アウルがプライベート・クレジット・ファンドから個人がお金を引き出すことを制限、リーマン・ショックの前兆となったパリバ・ショックを彷彿

2026年2月20日 03:38

ブルー・アウル(OWL)が数本あるプレイベート・クレジット・ファンドのうちの一本、ブルー・アウル・キャピタル・コープⅡから個人投資家がお金を引き揚げることに制限を加えました。

これを受けてブルー・アウル株は−9%急落しています。

(出典:マーケットサージ)

最近、投資家がプライベート・エクイティを見る目は厳しくなっています。それというのも融資先の20%はソフトウェア企業であり、PEファンドからお金を借りているソフトウェア企業は全般的にレバレッジ・レシオが高いからです。またインタレスト・カバーは低いです。もしAIがSaaSを淘汰するのであれば、その影響をもろに受けるのがこれらのPEから出資を受けているソフトウェア企業というわけです。
 
今回のブルー・アウルの引出し制限を見て(リーマン・ショックの前夜に似ている!)という声が聞かれました。
 
リーマンが倒産したのは2008年9月ですが、それより1年前、ドイツのIKBが7月27日にKfWから救済されました。
 
そして8月9日にはフランスのBNPパリバが米国のサブプライム債に投資している3つのファンドの解約に応じないことを発表、いわゆる「パリバ・ショック」が起きました。
 
米国株はその時は大きく崩れなかったのですが、翌2008年の2月にベア・スターンズの経営が行き詰まりJPモルガンに救済合併され、最終的には秋のリーマン・ショックへとつながっていったわけです。
 
プライベート・エクイティはAIデータセンターの大きな貸し手でもあります。したがってOWLをはじめとするファンドの株価が下がるようだとAIの未来もぐらついてくると思われます。