ソフトウェア・エンジニアの仕事が脅威に晒されている
2026年2月26日 13:26
ソフトウェア・エンジニアの仕事が脅威に晒されています。
今年に入ってソフトウェア・アズ・ア・サービス(SaaS)の株価の下落が著しいです。
このような場合、アメリカでは「それじゃ1割くらい従業員を削減しておくか?」という感じで人員整理を行うのが普通です。
人件費はSaaSのCOGsの65%前後を占めます。
もちろん一部の人はAIの企業に再就職することが出来るかも知れません。しかしAI企業が必要としている人材と、SaaSを解雇されるエンジニアではスキルセットが違いすぎます。
今回のソフトウェア・セクターの暗転は、AIの登場という構造的で長期的な見通しの変化によるものなので、そのようなレイオフを検討しない経営者は株主から「無能!」というレッテルを貼られます。
いま米国のSaaSに勤める従業員数は28万人です。このうち1割が解雇されたとして、それは2.8万人という計算になります。
その数字自体は米国の全雇用者数の0.018%に過ぎません。
ただソフトウェアのエンジニアは年収2,800万円くらいなので、サンフランシスコ・ベイエリア、シアトル、オースチン、ニューヨーク、ボストンなどの地域経済には、ある程度のネガティブ・インパクトを及ぼすと考えたほうが良いと思います。