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シルバーの急落について

2026年1月31日 02:34

1月30日のNY時間にシルバーが一時−22%を記録しました。

(出典:トレーディング・エコノミクス)

直接のキッカケは今日、トランプ大統領が次期FRB議長にケビン・ウォーシュ元FRB理事を指名したことによります。
 
ケビン・ウォーシュは他の候補(ケビン・ハセット、リック・リーダー)に比べると、それほどハト派ではないと市場参加者は考えており、それが貴金属の売りにつながったのです。
 
FRB議長の人事は最初ケビン・ハセットが本命と言われていたのですが、司法省がパウエル議長に召喚状を送りつけた事件で上院銀行委員会が「この召喚状を撤回しないとトランプ大統領が推挙する候補には賛成票を入れない」という意思表示をし、トランプ大統領はなるべく議会から反感を買いにくい、無難な候補者を推挙せざるを得なくなったのです。その結果として既にFRB理事を歴任したことのあるケビン・ウォーシュが選ばれました。
 
このところのゴールドやシルバーの相場は機関投資家不在の中、勢いに任せた個人投資家の独壇場となっていました。しかし資金の「細い」それらの投資家の多くはレバをかけたポジションを建てており、今日、盛大に強制決済やマージンコールが入った模様です。
 
言い直せばシルバー相場は「複雑骨折」、しこりが残った状態であり、すぐには出直りにくいテクニカルとなっています。