次期FRB議長候補としてブラックロックのリック・リーダーの線が濃厚
2026年1月24日 04:55
ベッティングサイト、ポリマーケットで次期FRB議長候補としてブラックロックのリック・リーダーに賭けるトレーダーが増えています。

(出典:フィナンシャル・タイムズ)
リック・リーダーはブラックロックの債券ファンドの最高運用責任者で、洞察に富むコメントでブルームバーグTVなどでも人気のコメンテーターです。バイサイドの実務家としての彼の実績に疑問の余地はありません。
これまでトランプ大統領は選挙戦を通じてトランプを応援してきたケビン・ハセットをFRB議長にしたいという考えを持っていました。
しかし司法省がパウエル議長に召喚状を送りつけた事件で上院銀行委員会の共和党メンバーのうち二人が離反し、「召喚状を引っ込めない限りトランプ大統領の推挙するFRB議長候補はレコメンとしない」と明言しました。FRB議長は大統領が選び、上院がそれを承認する必要があります。しかし上院で投票にかける前に、まず上院銀行委員会がその候補をレコメンドする必要があります。
現在の上院銀行委員会は共和党13人、民主党11人の議員から構成されており、2名が離反すると11対13で共和党は過半数を取れなくなってしまうのです。
リック・リーダーはFRBで仕事をしたことは無く、在野の、バランスの取れたコメンテーターとして知られています。
わかりやすい言い方をすればトランプ大統領は「自分の子飼い」で、FRB議長としてはショボいケビン・ハセットを見捨て、無難かつ皆から尊敬されているリック・リーダーにすることでFRB議長指名を巡る難局を乗り切ろうとしているわけです。
リック・リーダーがFRB議長になれば、当然、マーケットは好感すると思います。