グレンコアがリオ・ティントと合併の話し合いを再開
2026年1月9日 20:18
グレンコアがリオ・ティントと合併の話し合いを再開しました。
グレンコア(GLNCY)はスイスに本社を置きロンドンとヨハネスブルグに上場されている鉱山の会社で、事業構成をEBITDAに占める割合で示すと;
石炭 46.9%
銅 35.6%
亜鉛 13.5%
ニッケル 1.0%
になります。
一方、リオ・ティント(RIO)は;
鉄鉱石 77%
アルミ 11%
銅 9%
という感じです。
時価総額はグレンコアが834億ドル、リオ・ティントが1,366億ドルです。
この合併は株式交換による方法が検討されています。
両社は以前にも合併の話し合いを持ったことがありますが、そのときは物別れに終わっています。今回も成就する保証はありません。
なぜ合併の話し合いをする? という点ですが、リオ・ティントの現在の事業ポートフォリオはあまり理想的ではないことが指摘できます。
いま鉱業の世界で最もホットな鉱物は銅、コバルト、リチウムなどです。
だからリオ・ティントも早く鉄鉱石への依存度を減らし、そのへんの資産を買収したいと考えています。
グレンコアの銅の資産は、今後増産のロードマップがかなり明快に描かれています。

(出典:グレンコア)
新しい銅山が発見されることは極めて稀であり、銅は掘り尽くされ始めているので、急いで新しい供給元を確保しなければいけません。

(出典:グレンコア)
そこで既に増産への道程に目星がついているグレンコアがターゲットにされているわけです。

(出典:マーケットサージ)

(出典:マーケットサージ)