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銅価格が過去最高値を更新

2026年1月6日 01:04

銅価格が過去最高値を更新し、現在1ポンドあたり5.89ドルで取引されています。

チリのマントベルデ銅山でのストライキが銅価格を刺激しています。
 
その他に銅に対する強気材料を列挙すれば;
 
1.長期で見ると新しい銅山の発見は稀
2.既存の銅山が増産に踏み切る場合多大な投資を必要とする
3.AIデータセンター建設で新しい発電所建設ならびに送電網を整備する必要がある
4.EVはたくさん銅を必要とする
 
などになります。
 
株式市場に上場されている銘柄の中で、いちばん銅価格に敏感なのはサザン・カッパー(SCCO)です。フリーポート・マクモラン(FCX)もEBITDAに占める銅の比率は70%を越えていて、ゴールドの銘柄と言うより銅の銘柄と考えてよいです。しかし同社はインドネシアのグラスバーグ鉱山における事故で株価が出遅れています。

フリーポート・マクモランの年間生産高が1,900キロトン、サザンカッパーが974キロトンであるのに対し、時価総額はフリーポートが776億ドル、サザンカッパーが1,258億ドルと、後者の方が遥かに大きくなっています。

言い換えればフリーポート・マクモランはディスカウントで取引されているわけです。
 
 
フリーポート・マクモランのグラスバーグ鉱山は露天掘りから立坑へとマイニングプランを変更したばかりで、今回の「鉄砲水」の事故もそのような変更が遠因となりました。
 
フリーポート・マクモランが今後安全に操業できるかどうか投資家は未だ様子見しています。本当に安心できるまで時間がかかるかも知れません。
 
ただフリーポート・マクモランが極めて割安であることは認識しておくべきだと思います。