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エヌビディアはなぜグロックに出資するのか?

2025年12月28日 19:24

先週エヌビディア(NVDA)がグロックに200億ドル出資、グロックから非独占的に技術供与を受けることが発表されました。

グロックはインファレンス(推論)の場面で、SRAMを搭載したチップを開発中です。

エヌビディアもSRAMを使用するチップを持っているものの、依然としてHBMに大きく依存しています。
 
これまでAI開発の中心だったLLM構築の場面では、演算インテンシブな関係で、外部メモリーのHBMでも良かったです。
 
しかしインファレンスのコストは主にメモリーとのやりとりが多く、演算インテンシブではありません。だからオンチップのSRAMのほうが負荷を高効率、ローコストで処理できます。
 
とりわけインファレンス需要が比較的短い文章でしばしば同類のリクエストの場合、SRAMフレンドリーなカスタム・プロセッサのほうがトークン・コストを下げやすいです。

今回エヌビディアがグロックに出資した理由は、突き詰めて言えば需要のスイートスポットがだんだんインファレンスに移ってゆく未来を同社が予見しているからです。