世界全体で見ると必ずしもインフレはしっかり抑制出来てない
2025年12月10日 13:07
世界全体で見ると必ずしもインフレはしっかりと抑制出来ていません。
そこで世界で最も大きい経済、ならびに代表的な国々のインフレのチャートをまず示します。

















これらのチャートから言えることは先進国のインフレはしつこく高止まりしている一方で新興国は良い感じで沈静化している国が多いということです。
米国と日本は逆にインフレが悪化の傾向にあります。
ベトナム、バングラデシュもまだまだインフレの抑え込みに取り組む必要があります。
つまりちょっとしたキッカケでインフレに対する不安は再燃するリスクがあるということです。
これは1970年代、米国のFRB議長がアーサー・バーンズだった時代に起きたことでもあります。あの時は一旦インフレ退治が出来たと思い利下げに転じた後、インフレが再燃し手がつけられなくなりました。
今回も米国はやや時期尚早な利下げを行っている最中で、あの時と同じく逆を突かれるリスクがあります。
トランプはハト派FRB議長候補、ケビン・ハセットを一押しとしています。しかしウォール街関係者から「それは不安だ」というフィードバックが寄せられ、もう一度4人の候補者をインタビューし直しています。
最近のマーケットの動きは「当然、ケビン・ハセットが指名される!」という思い込みの下に動いてきたので、少し慌てる局面があるかも知れません。