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ビットコインの下落について

2025年11月18日 14:00

ビットコインが9万ドルを割り込み、年初来パフォーマンスがマイナスとなり、長期上昇トレンドを割り込みました。

チャート的に次の節目はそれぞれ78,109、54,793、15,933になります。

(出典:トレーディングエコノミクス)

いろいろな暗号資産の中でビットコインが最も値持ちが良く、これが持ちこたえてくれれば他の草コインも出直る希望があるかも? と考えていた筋は希望が打ち砕かれた格好になっています。
 
近年のビットコインの上げは、ETFの承認や制度面で暗号資産が市民権を得たことに関係しており、その分、伝統的機関投資家が価格形成に影響を与える度合いも増しました。
 
いまはそういう制度的な追い風が材料で尽くしで一巡したこともあり、暗号資産高を演出する期待材料に乏しいです。
 
このところ世界のマーケットは「エブリシング・バブル」の様相を呈しており、暗号資産のみならず、量子コンピュータ、小型原子炉、フュエルセル、ネオデータセンターなどの投資テーマに投資家はのぼせ上がって来ました。
 
その実、それらのバブルを演出したのは「レバをかけてトレードする」というごく古典的な規制の緩みが原因です。具体的にはeToroなどに代表される、ひとつのアプリでいろいろな原資産をトレードでき、しかもインフルエンサーのトレードをワンクリックで模倣することができるようなフィーチャーが「群れるトレード」を助長しました。
 
いまそれらのポジションは次々に強制決済となり逆流しはじめています。その環境ではたとえばビットコインの下げがAI関連株など他に飛び火することも十分考えられます。
 
「時には何もポジションを持たず、トレードしないことが最大の防御だ」という格言が今ほどあてはまる局面は無いです。