グルーポ・アエロメヒコ
2025年11月6日 02:54
グルーポ・アエロメヒコ(AERO)が近くニューヨーク証券取引所に新規株式公開(IPO)されます。1,173万ADSを18~20ドルで値決めする予定です。
同社はかつてメキシコ証券取引所(BMV)に上場されていたのですが新型コロナの時に経営が破綻し、上場が廃止された経緯があります。
同社はメキシコで唯一のフルサービス航空会社で、メキシコシティーをハブとしています。国内主要都市に加え世界の55都市に就航しています。
同社の競争相手としてはチリやブラジルを中心とするラタム(LTM)があります。ラタムはアエロメヒコと同じフルサービス航空会社でラテンアメリカ最大級です。ブラジルは国土が大きいですしチリも南北に細長いので空の便の利用が一般的です。その意味でラタムは自然に競争力のある路線構造になっていると言えます。
もうひとつの競争相手はコロンビアのアビアンカです。同社は一時米国に上場されていたこともありますが経営破綻で上場廃止になりました。その意味では会社再生法を通じて更生されたアエロメヒコと似ています。
アエロメヒコの場合、メキシコ‐米国間路線比率が高いのが特徴です。
アエロメヒコの2023年度の売上高は49.2億ドル、営業利益は7.16億ドル、運行機体数は158機でした。
ラタムの2024年度の売上高は130.3億ドル、純利益は9.77億ドル、運行機体数は347機でした。
アビアンカの2024年度の売上高は52.7億ドル、EBITDAは12.7億ドル、運行機体数は162機でした。
メキシコはグルーポ・アエロメヒコの他にもあと6社くらいIPOの候補があると言われています。