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ザイオンズ・バンコープの融資焦げ付き報告で地銀株がパニック

2025年10月17日 03:50

10月15日夜地銀ザイオンズ・バンコープ(ZION)が米国証券取引委員会に8-k(経営内容に影響を及ぼす重大な進展を開示する報告書)を提出、「ある事業会社への融資が焦げ付くことに備え6000万ドルの引当金を取る」と公表しました。

(これはたぶんワイパーなどの自動車部品メーカー、ファースト・ブランズを指していると思われますが、会社名は明らかにされていません。)
 
他の金融機関もこの融資先に対してこぞって法的措置を取ることを発表しています。
 
ザイオンズ・バンコープはこの融資先の実態について調査した結果、虚偽の申告ならびに契約の不履行があったことを確認しました。
 
(これは多分架空の請求書、もしくはひとつの請求書を2つ以上の銀行に提示し二重のファクタリングを受けていたことを指しているのだと思われます。)
 
これとは別にウエスタン・アライアンス・バンコープ(WAL)も同様の開示を行いました。
 
これを受けて地銀株に不安が走り、軒並み値を消しています。
 
(ファースト・ブランズはジェフリーズ証券の重要顧客で、三井住友銀行はジェフリーズの20%株主です。ジェフリーズはファースト・ブランズの借金を59億ドルだという風に他の銀行に説明していたのですがファースト・ブランズの破産法弁護士は実際の債務は116億ドルだと言っています。ファースト・ブランズの倒産ではUBS、サンタンデールなどの欧州の銀行も損を被っている可能性が指摘されています)