向こう5年間で最も急成長する国
2025年10月2日 20:52
国際通貨基金(IMF)は貸付審査を行う際の参考資料を作る意味で第四条協議という監視・助言を行います。
IMFのスタッフが対象国を訪問し、政府、中央銀行、民間企業、研究者などと会談し、マクロ経済状況、財政政策、金融政策、為替政策、構造改革などについてスタッフ報告書にまとめ、それがIMF理事会で討議され、その後一般に公表されます。
「世界経済見通し(WEO)」という1年に2回発表される報告書の土台になっているのが上に書いたような地道なリサーチなのです。
私がWEOのデータに一定の信頼を置く理由はここにあります。
いま自国に株式市場を持っている国に限定すれば、2026年から2030年の向こう5年間で世界で最も急速にGDPが伸びる国はバングラデシュです。

しかし株式時価総額をGDPと比べてみると、たった7%しかありません。

極めて割安に放置されています。
別の切り口で、外人持株比率を例に取ると、日本は約30%、米国は16%、中国は4%、バングラデシュは1%前後だろうと言われています。
つまりどの尺度から見てもバングラデシュ株式は割安なのです。
いま日本の個人投資家でバングラデシュに証券取引口座を開設した人は250人です。(去年はほぼゼロでした)
バングラデシュにはETFはありません。日本で買えるオープン型投資信託も未だ存在しません。したがって個別株を買うことになります。
私がいまフォーカスしているのはバングラデシュで最も良く経営されている銀行、BRAC Bankです。