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米国の自動車部品メーカー、ファーストブランズが倒産 100億ドル以上の債務か?

2025年9月29日 16:15

ワイパーなどを作っているファーストブランズが倒産しました。

同社は非上場企業で、プライベートマーケットを利用した借入が多いため債務総額を計算することが難しいですが少なくとも100億ドル以上と言われています。
 
同社はマレーシアのパトリック・ジェームズ氏が保有しています。
 
ファーストブランズは特別目的会社(SPE)を設立し、それらを通じて借金していた関係で、債務総額の把握が難しいです。
 
また同社は
インボイス・ファクタリング
を多用していました。メーカーが顧客企業に製品を売ると、請求書を発行、普通、それは30日から90日後に支払われます。

でも30~90日待てない場合、ファクターと呼ばれる割引業者がすぐに現金が必要なメーカーに対し7~9割の掛け目でまず現金を渡します。

顧客企業は普通の支払いタイミングで、メーカーから請求書を買い取ったファクターに対し支払いを済ませます。

ファクターは掛け目の残りの現金をメーカーに支払います。その際、手数料(たとえば5%)を差し引きます。
 
ファーストブランズにお金を貸したプライベート・クレジットの貸し手にはジェフリーズの名前も挙がっています。三井住友フィナンシャルグループは最近、ジェフリーズの持株比率を20%へ引き上げたところでした。
 
米国では9月のはじめに信用スコアが低くて普通の銀行からお金が借りられないサブプライム消費者を相手にしたオート・ディーラー、トライカラーが倒産したばかりです。
 
今回で二度目の倒産が出たということで、米国の信用市場の暗転が印象付けられる格好となりました。