投資戦略
2025年9月26日 23:39
投資戦略をアップデートします。
■AIデータセンター・バブルに対する不安が顕在化
いま米国ではAIデータセンターの建設がバブルの様相を呈しています。過去2年間に建設されたAIデータセンターへの設備投資が健全なリターンを生むためにはAI関連の売上高が8000億ドル上がる必要があると言われていますが、実際には去年の全てのAI関連サービスの売上高は世界で450億ドルでした。
いまAIデータセンターが買い込んでいるエヌビディアのGPUの耐用年数は7年、しかし実際には半導体は日進月歩進化しているため旧世代のGPUは4年で主流を外れてしまうと言われています。
概算になりますが8000億ドルの売上高を7年で割れば、1年間に1,142億ドルの売上が無ければいま盛んに建設されているAIデータセンターのリターンはマイナスになってしまうのです。450億ドルという去年の実績は、心もとない数字と言わざるを得ません。
よく「ドットコム・ブームの時も過大投資は起きた。あの時、実際の需要に先行して沢山のキャパシティを作り置きしていたからこそ、ネットフリックスやフェイスブックのようなサービスが開花したのだ!」ということが言われます。
私もその通りだと思います。
ただ、**光ファイバー・ケーブル(石英シリカとプラスチック製、外側は樹脂)の耐用年数は屋内配線で30年以上、地中で30年、海底ケーブルで25年です。**つまり需要が供給に追いついてくるまで、じっくり時間をかけて待っても、すでに投資してしまったネットワーク・アセットは劣化しないのです。
これと対照的にAIデータセンターは稼働開始した直後から陳腐化・淘汰のストップウォッチはカチカチと動き始めるわけです。
この違いをわかっていないとAIデータセンター・バブルの恐ろしさは理解できないと思います。
■相場観
9・10月は厳しい相場になると予想します。いまはキャッシュポジションを高く保ち、余計なことはやらないほうがいいです。
■銘柄
【金融】
BRAC BANK(バングラデシュ現地株)
◆空売り◆Robinhood
【テクノロジー】
◆空売り◆Oracle
【半導体】
◆空売り◆Nvidia
■予想
2025年末のS&P500のターゲットは5500を予想します。(不変)
2025年末のドル円は128円を予想します。(不変)
2025年末の10年債利回りは3.9%を予想します。(不変)
2025年末のフェデラルファンズ・レートは3.50%を予想します。(不変)
2025年末の失業率は4.5%を予想します。(不変)
2025年末の消費者物価指数は2.7%を予想します。(不変)
2025年末のGDPは+0.5%を予想します。(不変)