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アルゼンチンの地方選挙でミレイ大統領のラ・リベルタッド・アヴァンサ党が大敗

2025年9月8日 23:11

9月7日に行われたブエノスアイレス州選挙でハビエル・ミレイ大統領の所属するラ・リベルタッド・アヴァンサ党が大敗を喫しました。

得票率はペロン派が47%、ラ・リベルタッド・アヴァンサ党が34%でした。
 
もともとブエノスアイレスはペロン派が有利であり、負けることはわかっていましたが、予想以上の大敗で投資家はパニックになっています。
 
10月に中間選挙があるので、それを前に不吉な予兆だと考える市場参加者も居ます。
 
しかし**全国で見ればミレイの人気はそれほど凋落していません。**その理由は経済がうまく行っているからです。
 
まずミレイ政権はインフレの沈静化に成功しました。

(出典:トレーディングエコノミクス)

GDP成長率は慢性的なマイナスから脱却を果たしています。

(出典:トレーディングエコノミクス)

実際、国際通貨基金(IMF)は今後数年のGDP成長率でアルゼンチンは南米諸国で第一位になると予想しています。

(出典:IMF)

外為市場の改革で公式レートと実効レートの乖離はほぼなくなりました。

(出典:ガリシア銀行)

財政収支も改善しました。

(出典:ガリシア銀行)

だから今回の選挙の結果は「経済運営の失敗でミレイ政権が人気を失った」ということではありません。経済は、ここ数十年ではもっとも良く運営されているのです。
 
銘柄ですが**ガリシア銀行(GGAL)**が民間企業としては最大で、もっともしっかり経営されていると思います。