ジャクソンホール・シンポジウムでパウエル議長が9月のFOMCでの利下げを示唆
2025年8月23日 03:01
8月22日ワイオミング州ジャクソンホールの経済シンポジウムでパウエル議長が9月17日の連邦公開市場委員会(FOMC)で利下げすることをほのめかしました。
「リスクのバランスはシフトしてきている」としたうえで「もし雇用市場のリスクが現実のものとなればレイオフが急増、失業率が上昇することも十分に考えられる」と述べました。
さらに「いまの政策金利は高めに設定されてあるのでそろそろ政策金利のスタンスを修正することが正当化できるだろう」と付け加えました。
これを受けてドルは急落、債券・株式市場は買われています。
普通、利下げは理論上、株式バリュエーションにとってプラスのはずです。しかし過去の利下げ局面では株はかならずしも「買い!」ではありませんでした。これはどうしてかと言えば景気が急激に暗転すれば、そのネガティブが利下げによる株式バリュエーションの下支え効果より大きくなってしまうケースが多かったからです。
したがってここからは経済統計、とりわけ新規失業保険申請件数、非農業部門雇用者数、失業率に注意を払う必要があります。
下は新規失業保険申請件数です。

(出典:セントルイスFRB)
下は非農業部門雇用者数です。
