投資戦略
2025年8月2日 02:33
投資戦略をアップデートします。
■雇用統計は大きなサプライズだった
8月1日(金)に発表された非農業部門雇用者数は予想10万人を下回る7.3万人でした。加えて5月と6月の数字が合計−25.8万人も下方修正されました。

すると5月+6月+7月の合計は僅か10.6万人という計算になり、その前の三ヶ月の合計38万人から大幅なスローダウンという計算になります。
一方失業率は4.2%でした。

つまり雇用市場はこれまで信じられてきたよりずっと弱々しいのです。
これを受けて米国の政策金利であるフェデラルファンズ・レートの先物は9月17日の連邦公開市場委員会(FOMC)で0.25%の利下げが行われるという可能性が7月31日の37.7%から一挙に82.8%へジャンプしました。

(出典:CME FedWatch)
政策金利の先行きに関し市場参加者の見解がこれほどドラマチックに激変することは、そうそうあることでは無いです。
米国10年債利回りは一気に14ベーシスポイント急落(債券価格は上昇)しました。

(出典:トレーディングエコノミクス)
ドル円も、いきなり3円の円高になりました。

(出典:トレーディングエコノミクス)
以上をひとことで総括すれば、市場のフォーカスは明白に「リセッションはいつ来る?」という一点のみに移ったということです。
普通、リセッションが来る場合、各種経済統計が悪化する前に不意に鈍器で後頭部を殴られるような感じで株式市場が急落するケースが多いです。いまはそれを心配すべき時です。
■相場観
私はかねてから「8月、9月、10月は厳しい相場になる」という立場を堅持してきました。いまはキャッシュポジションを高く保ち、余計なことはやらないほうがいいです。
マーケットとしては米国株と連動性が無いバングラデシュが良いです。
■銘柄
【銀行保険】
BRAC BANK(バングラデシュ現地株)

(出典:トレーディングビュー)
■予想
2025年末のS&P500のターゲットは5500を予想します。(不変)
2025年末のドル円は128円を予想します。(不変)
2025年末の10年債利回りは4.2%を予想します。(不変)
2025年末のフェデラルファンズ・レートは4.00%を予想します。(不変)
2025年末の失業率は4.4%を予想します。(不変)
2025年末の消費者物価指数は2.5%を予想します。(不変)
2025年末のGDPは+0.5%を予想します。(不変)