バーゼル4でドイチェバンクの普通株式等ティア1比率が圧迫を受ける
2025年7月2日 14:10
バーゼル4とは最新版国際的銀行監督枠組みを指します。
先週、バーゼル4の運用に関する新しい報告書が発表されて以来、ドイチェバンクの株価が売られています。
バーゼル4が適用されればドイチェバンクの法人向け融資のリスク修正後資産(RWA)が1,010億ユーロから1,790億ユーロに急増、それに呼応して普通株式等ティア1比率は現行の13.8%から10.4%へ下がってしまうと予想されます。
つまり自己資本にまつわる制約により融資などのリスクが取りにくくなるわけです。それはドイチェバンクの収益性の低下を招く可能性があります。
バーゼル4は他の銀行にも適用されますが顧客や資産の中身の違いからドイチェバンクがとりわけ悪影響を受けると考えられています。
なおバーゼル4の標準枠組みに基づいて銀行がリスクの開示の仕方を買えなければいけなくなるのは未だずっと先です。市場はやや過剰反応していると思います。

(出典:マーケットサージ)