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タイランド

2025年6月28日 17:54

タイランドの株式市場のアンダーパフォーマンスが目立ちます。

年初来の東南アジアの株式市場のパフォーマンスは;
 
ベトナム 8.26%
シンガポール 4.72%
フィリピン −1.85%
インドネシア −2.58%
マレーシア −6.95%
タイランド −22.4%
 
となっています。**タイランドETF(THD)**の株価収益率は12.9倍、配当利回りは3.4%、株価純資産倍率は1.2倍です。
 
トランプの発表した相互関税は、7月9日まで猶予期間があり、10%が適用されているものの、もしオリジナルの相互関税率が適用されるなら東南アジア諸国は打撃を受けます。相互関税率は;

カンボジア 49%
ラオス 48%
ベトナム 46%
スリランカ 44%
ミャンマー 44%
バングラデシュ 37%
タイランド 36%
インドネシア 32%
 
という感じです。これが軽減されるのか、このまま当てはめられるのか…近く判明します。
 
タイはタクシン元首相の次女、ペートンタン・チナワットが首相をつとめていますが、国境紛争が続いているカンボジアのフン・セン前首相との電話での会話が親しい関係のトーンを帯びていて、しかもタイ軍の司令官を軽視するような会話の内容だったため国民の反感を買っています。
 
タイとミャンマーの国境あたりでは中国の俳優が誘拐される事件も起きており、それが中国のSNSで拡散されたことで5月の中国からの観光客の到着数は−32.7%を記録、観光への依存度の高い同国の経済の先行きに対し懸念の声があります。

タイランドは今ちょっとした不況の真っ只中でデフレ経済になっています。
 
つまりタイランドの株式市場が世界から劣後しているには、それなりの理由があるのです。

相互関税の問題が解決し、政情不安が収まり、中国からの観光客が戻ってきたらタイランドは買いだと思いますが、それらを確認してからでも遅くはないと思います。