BRAC BANK 2024年第4四半期ならびに2024年通年の決算を発表
2025年4月29日 04:44
バングラデシュのBRAC BANKが2024年第4四半期ならびに2024年通年の決算を発表しました。
2024年第4四半期のEPSは前年同期比+52.6%の2.03タカ(BDT)でした。
2024年通年のEPSは前年比+61.6%の6.95タカ(BDT)でした。
これらの数字は事前のアナリスト・コンセンサスに一致しています。
2024年通年の純利益は123億タカでした。去年、政変が起きた際、旧政権と癒着した銀行から預金が引き出され、BRAC BANKなどの優良銀行への預け替えが起きました。その結果、同行は安いコストで預金を増やすことが出来ました。BRAC BANKの**預金成長は前年比+35%**でした。バングラデシュの銀行セクターの平均預金成長は+7.5%でした。大口の一括預金ではなく、全国の支店を通じた小口預金を集めることに成功しました。
その一方で折からの高金利で政府債を保有しておくだけで十分な純金利マージンを確保することが出来ました。それが急激な利益成長の理由です。
今回、利益が急増したことを受けて取締役会は25%の特別配当を決定しました。内訳は12.5%の現金配当+12.5%の株配です。
株配するひとつの動機はそれにより自己資本比率を増強することにあります。
去年は政変があった関係で融資の需要はそれほど強くなく、それが主に政府債で運用する決断をした理由です。それでも融資成長は他行を凌ぎました。いま力を入れているスマホのバンキング・アプリ(=bKash)経由での与信が増えました。貸付先はIT企業をはじめとする中小企業が多かったです。
支払い遅延ローンは減少しました。