投資戦略
2025年4月17日 18:35
投資戦略をアップデートします。
■為替
4月16日、ドル円が一時141円台をつけました。私のターゲット(141円)に、まだ1年の3分の1しか経ってないうちに、もう到達してしまったのです。去年の12月に今年の予想を建てた際のドル円は157円でしたので急速な円高が進んだということです。
いまターゲットを変更するかどうか考え中です。今の時点では暫定的に141円のままにしておこうと思います。ただテクニカル・チャート的には次のチャートの節目は128円ですので、ひょっとすると大きな円高トレンドは未だ端緒についたばかりなのかも知れません。
いずれにせよ141円の水準は過去に何度も押し返されている三尊天井の重要なネックラインなので、ここを切るかどうかをじっくり見届ける必要があると思います。
■日本株
僕は日本株は見てません。ファンダメンタルズ的に弱い国であり、妙味を感じません。ただ一般論として言えることは日経平均は円安の時に高くなる傾向があるので、いまのような円高局面で日本株の株高を期待する投資家は間違っていると思います。また円高局面ではインバウンドの魅力も次第に薄れてゆくと思います。いずれにせよ日経平均とS&P500指数は連動性が高く、米国が安い日は日本も安いです。いま米国に強気になれない以上、日本がそれにデカップリングした動きをすると決めつけるのはこれまでの相場の流れの実績に反する意見だと思います。
■勉強しないといけないことは山ほどある
私は去年の12月から米国株に警鐘を鳴らしていたので今年に入ってからここまでの相場展開に違和感はありません。指数の下落が主にマグニフィセント・セブンの崩れからもたらされているという点も予想通りです。米国株のボトムフィッシングをするのではなく、世界へ分散投資したほうがいいという持論も、そのシナリオ通りに展開しています。
しかし私が年初の段階で全然予想してなかったことも沢山起きました;
1. ドイツが「財政バズーカ」を決め、ドイツ株が人気化した
2. メキシコ市場がトランプ政権から最初に関税のターゲットにされたにもかかわらず下げなかった
3. 南米の関税率が10%と低かった
などです。
これらの市場は今後長期に渡って米国株をアウトパフォームするので、いまからそれらのマーケットをしっかり勉強する必要を感じます。
関税は主に素材、工業製品なのど「モノ」にかかり、金融サービス、電話会社に代表される国境をまたがないセクターは関税の影響を受けにくいです。その関係で現在私のポートフォリオはそれらの国々の金融、携帯電話会社などで固められています。
関税戦争は今後どこまでエスカレートするか予測だにつかないので、わざわざ不確実性の存在するところで勝負しようとせず、その影響を受けにくい国、セクターで投資を進めるべきだと思います。
■銘柄
【銀行保険】
BBVA(BBVA)
BRAC BANK(バングラデシュ現地株)
ドイツ銀行(DB)
アリアンツ(ALIZY)
HDFC銀行(HDB)
バンコ・サンタンデール・チリ(BSAC)
【通信インターネットサービス】
ヴィーオン(VEON)
プロサス(PRX AEB=アムステルダム取引所)
コーエンサークル(CCIR)
ヤッラー(YALA)
【航空機製造】
ボーイング(BA)
【カントリーETF】
ドイツETF(EWG)
メキシコETF(EWW)
インド小型株ETF(SMIN)
チリETF(ECH)
コロンビアETF(GXG)
■予想
2025年末のS&P500のターゲットは5500を予想します。(不変)
2025年末のドル円は141円を予想します。(不変)
2025年末の10年債利回りは3.7%を予想します。(不変)
2025年末のフェデラルファンズ・レートは3.25%を予想します。(不変)
2025年末の失業率は4.7%を予想します。(不変)
2025年末の消費者物価指数は2.2%を予想します。(不変)
2025年末のGDPは+0.5%を予想します。(不変)