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アルゼンチンが国際通貨基金(IMF)のアドバイスを受け入れ「半管理相場」を撤廃 ラテン株の人気沸騰

2025年4月14日 23:31

4月14日、アルゼンチン政府がダラー・ブレンドと呼ばれる半管理相場を放棄しました。これを好感しアルゼンチン株が急騰、その他の南米の国々の株式市場も買いを集めています。

アルゼンチンはミレイ大統領になって以来、経済改革をどんどん押し進めています。これを見た国際通貨基金(IMF)はアルゼンチンが為替の「半管理相場」制度を止めるのと引き換えに150億ドルを同国へ融資することを決めました。
 
ダラー・ブレンドはアルゼンチンの輸出業者が海外で得たドルなどの外貨をアルゼンチン・ペソに換金する際、その80%を政府の公式レート(MULC)で換金し、残りの20%を市場実勢価格(MEPないしはCCLのレート=こちらの方が遥かに有利)で交換すること!という決まりです。
 
そもそもこの制度が導入された動機として
アルゼンチン中銀の外貨準備が底をつくことを避ける目的がありました。

 
アルゼンチンは世界屈指の農業国であり、牧畜などが強いです。その農業セクターの輸出振興の意図で「半管理相場」が採用されていたのです。
 
大豆、トウモロコシ、小麦、シェール、リチウム、銅、バイオ燃料などのコモディティはドル建てで取引されているので、それらの商品を輸出しているアルゼンチン企業は今回の措置で海外で商品を販売したときの販売代金を本国へ送金しやすくなります。
 
このニュースを受けて;
 
アルゼンチンETF(ARGT) +6.8%
BBVAアルゼンチナ(BBAR) +15.6%
YPF (YPF)+13.0%
トランスポルタドーラ(TGS) +11.2%
 
などの銘柄が値を飛ばしました。
 
今回のアルゼンチンの措置は隣国には直接関係ないのですが、ラテン株に対する関心の高まりから:
 
チリETF(ECH) +2.8%
ペルーETF(EPU) +2.2%
コロンビアETF(GXG) +2.6%
 
も買われました。