投資戦略 12月から堅持してきた弱気スタンスを止める
2025年4月5日 05:52
投資戦略をアップデートします。
■弱気のスタンスを撤回
私は12月半ばから米国株に対し**「マーケットを畏怖せよ!」と強く警鐘を鳴らしてきました。それ以降、一貫して弱気を貫いてきましたが、4月4日(金)の立会は久々に世界のマーケットが不穏な空気に包まれ、極端な緊張状態を至現しました。
その結果、自分が基準にしている2つのセンチメント指標がどちらも弱気が極点に達したことを示す水準に達しました。
まずVIX指数**がザラバ45に達しました。

(出典:IBD)
次にプットコール・レシオが1.07に達しました。

(出典:IBD)
投資家はじゅうぶん震え上がっています。
従って、弱気のスタンスを撤回し、中立とします。
金曜日の落勢が強かったので、月曜日も窓を開けながら(=それは「三空」完成を意味します)安寄りするリスクがありますが、ザラバのどこかでマーケットは反発を試みるはずです。
■主役交代
ナスダック総合指数は高値から−20%以上の下げを演じ、いわゆるベアマーケットの定義を満たしました。
ここで慣れ親しんだマグニフィセント・セブン(TSLA、NVDA、AMZN、AAPL、GOOG、META、MSFT)に買い出動したいのはやまやまなのですが、相場というものは大きく花を咲かせると地面の栄養を全部吸い上げてしまうため、もう昔と同じように返り咲くことは出来なくなるのが普通です。それらの手垢の付きまくった陳腐なアイデアに拘泥するより、新しい地平を模索すべきです。
事実、過去に米国がリセッションを経験したエピソードを丹念に検証すれば、かならず主役交代が起きています。
次の主役はドイツを中心とする欧州株であり新興国、フロンティアマーケットです。
個別のアイデアを列挙すれば;
【銀行保険】
BBVA(BBVA)
BRAC BANK(バングラデシュ)
ドイツ銀行(DB)
アリアンツ(ALIZY)
【通信インターネットサービス】
ヴィーオン(VEON)
プロサス(PRX AEB=アムステルダム)
コーエンサークル(CCIR)
ヤッラー(YALA)
【航空機製造】
ボーイング(BA)
などになります。個別をやりたくない人は:
【カントリーETF】
ドイツ(EWG)
メキシコ(EWW)
インド小型株ETF(SMIN)
チリETF(ECH)
コロンビアETF(GXG)
ブラジルETF(EWZ)
英国ETF(EWU)
米国以外の世界の株式に投資するVXUS、欧州株に投資するIEVも良いです。
■予想
2025年末のS&P500のターゲットは5500を予想します。(不変)
2025年末のドル円は141円を予想します。(不変)
2025年末の10年債利回りは3.7%を予想します。(不変)
2025年末のフェデラルファンズ・レートは3.25%を予想します。(不変)
2025年末の失業率は4.7%を予想します。(不変)
2025年末の消費者物価指数は2.2%を予想します。(不変)
2025年末のGDPは+0.5%を予想します。(不変)