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コアウィーブIPOはデータセンター建設バブル懸念とテクニカル・デフォルトのチョンボで不人気

2025年3月28日 00:28

AIデータセンターのコアウィーブ(ティッカーシンボル:CRWV)がIPOロードショー中です。

同社はもともと仮想通貨マイニングをやる目的で始められましたがAIブーム到来を見て急遽AIデータセンター事業へとピボットしました。
 
既存のデータセンターをAI対応型に改造するより、ゼロからAI専用のデータセンターを建設したほうが良いというのが同社の宣伝文句です。

全米に展開している同社の32のデータセンターを光ファイバーでつないで独自のソフトウェア・スタックでファウンデーションモデルを走らせることを得意としています。
 
売上高は2023年が1600万ドル、2024年が19億ドルでした。なお2024年の利益は−9.37億ドルの赤字でした。
 
2024年末の残存パフォーマンス義務(RPO)は151億ドルです。
 
同社のキャッシュバーンは60億ドル、GPUを担保としたアセット・バックト・デット・ファシリテイィーズを含む負債総額は80億ドルです。
 
コアウィーブは300億ドルの時価総額をターゲットとしてIPOマーケティングしてきましたがAIデータセンター建設バブルに対する市場参加者の懸念に加え、コアウィーブのずさんな経営(去年の12月にテクニカル・デフォルトを経験しています)に対し多くの投資家が疑問を呈した為、バリュエーションは230億ドルに切り下げられました。
 
調達金額も当初の30億ドルのターゲットには届かない見通しです。同社のIPOの幹事はモルガン・スタンレー、JPモルガン、ゴールドマン・サックスで、値決めは3月27日夜、取引開始は3月28日が見込まれています。
 
もしコアウィーブのIPOデビューが落胆を誘うものだった場合、それはAIデータセンター関連銘柄全般に悪影響を及ぼす可能性もがあると言われています。