ドイツ連邦参議院が「財政バズーカ」法を可決
2025年3月22日 03:10
ドイツの上院に相当する連邦参議院(Bundesrat)が賛成53:反対16で「財政バズーカ」法を可決しました。
同法案は既に下院に相当する連邦議会(Bundestag)でも3分の2以上の賛成を集めて可決されており、憲法改正が成立することになります。
これで5000億ユーロの軍事費の増額、ならびに5000億ユーロのインフラストラクチャ投資が実行に移されることが本決まりになりました。
憲法で定められてきた債務ブレーキ(Schuldenbremse)、ならびに「シュヴァルツ・ヌル(黒字均衡)」の考え方は破棄されました。
ドイツは欧州連合(EU)の明主として「アメリカなきNATO」をリードする決意を固めたと言い直しても良いでしょう。
折からの関税戦争でドイツは持て余した生産力を新しい方向へ導く必要があったわけですが、それを兵器と道路、橋梁、グリーン・エネルギーなどの国内のわかりやすい投資先へ振り向けることが本決まりとなったのです。
この投資テーマは未だ浮上してひと月足らずしか経っていません。つまり相場は若いです。
ドイツ株はすべて買いだと思います。