VTI、VTが大幅にVXUSに劣後 トランプ時代のETF選びの正解は?
2025年3月8日 19:42
投資に「永遠」はありません。
最近積立を始めた素人ほど「VTIの一択で永遠に正解!」とか馬鹿げた事をしゃあしゃあと口にするものです。
ところが無敵のはずのVTIやVTが、年初来、VTI、VTがVXUSに大きく差をつけられています。
VTIとは全米の株式をまるごと買うETFを指します。
VTとは世界の株式をまるごと買うETFを指します。
どちらも数千銘柄を組み入れた分散の効いている(はず)のポートフォリオです。
しかし今はアップル、マイクロソフト、エヌビディア、アルファベット、アマゾン、メタ、テスラ、ブロードコムなどの米国の大型ハイテク株がポートフォリオ全体に占める割合が高すぎて(VTの場合18%)、それが癌となりポートフォリオのパフォーマンスを落としてしまっています。
このような米国のアンダー・パフォーマンスの原因をトランプ政権の稚拙な経済政策に求めることも出来るでしょう。しかしそれ以上に最近はGAFAMの業績の伸びに急ブレーキがかかっていることが嫌でも目に飛び込んで来ます。
それにもかかわらずこのへんの銘柄の株価収益率(PER)はべらぼうに高いです。そしてバリュエーションの訂正がはじまっているというわけです。
いま各社のトレーリング(過去12ヶ月)PERと今年のEPS成長率を示せば;
AAPL 34倍 +8%
MSFT 32倍 +11%
NVDA 37倍 +52%
GOOG 22倍 +14%
AMZN 36倍 +15%
META 26倍 +6%
TSLA 109倍 +20%
AVGO 33倍 +35%
つまりEPS成長率に比べてPERが割高になってしまっている銘柄が多いということです。上の例で例外はNVDAとAVGOのみです。
この2つの数字は長い目で見ると鞘寄せすると言われています。でも厳密に1:1になるというわけではなく、アバウトに大体一緒くらいになるという主張です。
もしその考えが正しいなら、大型ハイテク株の多くはまだまだ大きなダウンサイドを心配する必要があるでしょう。
そういうのに付き合わされるのは真っ平御免だ!という、僕のような投資家の場合、**アメリカ株を全部スルーし、それ以外の世界の株をまるごと買うETF、VXUSが良いと思います。**ちなみに年初来のパフォーマンスは;
VXUS +8.4%
VT +1.58%
VTI -2.23%
で、既に大きなパフォーマンスの差が出ています。
そこで提案なのですが、トランプの任期中の4年間だけでもVTIを止め、VXUSにすると「夜安心して寝れる」ポートフォリオになると思いますよ。