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下院が217対215で予算法案を可決→上院に回す 可決なら連邦債務上限引き上げ問題は解決

2025年2月26日 12:04

下院が賛成217対反対215の僅差で下院予算法案を可決しました。

つぎは同法案が上院に回され、一部修正の後、投票に付されます。もしこれが上院で可決されれば、投資家が不安に思ってきた3月14日に期限が到来する連邦債務上限引き上げ問題が解決することを意味します。
 
同法案は実質的に2017年の「トランプ減税」をもう5年間延長することを含んでいます。ただしトランプが今回の選挙戦の中で公約した新しい減税などは含まれていません。
 
また「低所得者向け医療保険制度(メディケイド)には手を付けない!」というトランプの公約に反し、メディケイド向け予算は一部カットされます。その他、貧困層向け食品購入券プログラムの縮小、義務教育予算の削減が盛り込まれています。
 
要するに低所得者層が損する法案になっています。
 
向こう10年間の連邦政府の債務は当初2兆ドルの圧縮を目指していたのですが逆にやや増える計算になります。
 
連邦債務上限引き上げ問題では4兆ドルの枠拡大が実現します。
 
上院は共和党が多数を占めていますが、下院に比べると財政保守派の意見が強く、今回下院を通過した法案では「カットが足らない!」と主張する上院議員も居ます。その意味で、同法案が上院でも支持される保証はありません。