投資戦略
2025年2月8日 16:52
投資戦略をアップデートします。
ハイテク大手の決算が出揃いました。「良い決算」を出したものは○、「悪い決算」を出したものは✘、翌日の株価の動きはどうだったか? をまとめると次のようになります。
テスラ✘、翌日の株価は上昇、ただしその後下落
マイクロソフト✘、翌日の株価は下落、ガイダンスが✘、設備投資を嫌気
メタ・プラットフォームズ○、翌日の株価は上昇、設備投資は好感された
アップル○、翌日の株価は下落、iPhone売上高が未達
アルファベット✘、翌日の株価は下落、設備投資を嫌気
アマゾン✘、翌日の株価は下落、ガイダンスが✘、AWS減速、設備投資を嫌気
これらの企業のうちAIファクトリーの建設にとりわけ力を入れているのは下の4社です。

2024年は4社合計で2,284億ドル(前年比+47%)が投資されました。2025年は3,200億ドル(前年比+40%)の投資となる見込みです。設備投資額の伸び率は2024年から2025年にかけて下がってくる計算になります。
またメタを除くと大きな設備投資を発表した銘柄は翌日売られました。投資家は闇雲な過剰投資に神経を尖らせています。今後、これらの銘柄の株価が軟調なら、設備投資額の下方修正が出る可能性もあります。
各社が積極的な設備投資計画をぶち上げたにも関わらず、エヌビディアの株が上がらなかった理由は、いずれこれらの設備投資計画が縮小されるリスクを投資家が懸念しているためです。
ミシガン大学消費者信頼感指数は;
12月 74
1月 71.1
2月 67.8
と下がってきています。特に耐久消費財の購入予定が減りました。関税の影響を消費者が心配していることの現れです。加えてインフレに対する懸念は急増しています。
この発表を受けて米国10年債利回りは0.05%上昇の4.469%になりました。それに呼応するカタチで株式は値を消しました。
米国の利下げはSTOPしていますが、欧州中央銀行は粛々と金融緩和に動いており、年初来でのドイツ、フランスの株式市場のパフォーマンスはS&P500を大幅に上回っています。このような欧州株のアウトパフォーマンスは2014年以来の出来事です。
目先米国株は軟調な相場展開を予想します。3月に底入れした後、5月末までラリーし、「セル・イン・メイ」となるでしょう。7月から8月にかけて相場は出直るものの、8月と9月は再び軟調を予想します。
2025年末のS&P500のターゲットは6300を予想します。
2025年末のドル円は141円を予想します。
2025年末の10年債利回りは3.7%を予想します。
2025年末のフェデラルファンズ・レートは3.25%を予想します。
2025年末の失業率は4.7%を予想します。
2025年末の消費者物価指数は2.2%を予想します。
2025年末のGDPは+1.8%を予想します。
<推奨銘柄>
BRAC BANK(バングラデシュ)
コーエン・サークル(CCIR)
iシェアーズ・ヨーロッパETF(IEV)