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トランプが中国からのネット通販輸入品に適用されてきたデ・ミニミス免除を廃止

2025年2月2日 17:47

トランプ大統領がこれまで中国からのネット通販輸入品に適用されてきたデ・ミニミス免除を廃止しました。

この措置はメキシコ、カナダ製品に対する25%の関税、既存の中国製品に対する関税にさらに10%の関税上乗せという発表と同時に宣言されました。
 
これまで中国のSHEIN、TEMUなどの業者がアメリカの消費者に対してファストファッションに代表される廉価な商品を販売した際、ほとんどすべてのそれらの商品は全く関税を払ってきませんでした。その理由は「800ドル以下の小包に対してはいちいち関税を取るのは面倒だ!」という考え、つまりデ・ミニミス免除が適用されたからです。
 
海上コンテナなどを使ってまとめて米国へ既製服や家具を輸出する場合は中国は平均25%の関税を払ってきたけれど…消費者がTEMUでポチった安いアイテムに関しては航空便で運ばれるため素通りだったのです。去年は480億ドル、小包の数にして14億個にのぼるネット通販が、そのようなカタチで無税でアメリカに入ってきました。
 
中国のネット通販業者はデ・ミニミス免除が廃止されることを予期し、すでに一部を海上コンテナにシフトし、正規の関税を払って商品をアメリカに持ち込むやり方へ戦略変更しています。これだと3ヶ月ほど輸送に時間がかかるので、ファストファッションのビジネスモデル自体を修正する必要が出てきます。