投資戦略
2025年2月2日 02:07
投資戦略をアップデートします。
米国株は強弱観が対立しています。
良い材料としては:
1. 米国10年債利回りが1月半ばの4.8%から4.5%まで下がり金利プレッシャが和らいだ
2. S&P500のEPS予想がじりじり上昇に転じた
一方、悪い材料としては:
1. カナダ、メキシコ、中国に対する関税が予告通り課せられることになった
2. 3月には連邦債務上限引き上げ問題が再燃する
3. S&P500の株価収益率は29倍と、ドットコムバブル崩壊直前と同じ水準
2024年第4四半期決算発表シーズンはいま佳境に入っています。これまでの決算は「ぼちぼち」です。**メタ・プラットフォームズ(META)**はAIを上手く活用しインスタグラム広告の売上高UPに結びつけていることが好感されました。ただし来期の売上高ガイダンスはやや悪かったです。**マイクロソフト(MSFT)**は決算自体は事前予想をクリアしたもののアジュール売上高成長がいまひとつで落胆を誘いました。ディープシークの登場に関しては「AIはいずれコモディタイズされる」とコメントしました。**アップル(AAPL)**の決算は予想をクリアしましたがiPhones売上高は予想を下回りました。これを補うカタチでサービス売上高が伸びたことを市場は好感しました。それと他社と違ってアップルはAIクラウドサービスを提供しておらず、設備投資額が少ないことも投資家の安心を誘っています。
**目先は軟調な相場展開を予想します。3月に底入れした後、5月末までラリーし、「セル・イン・メイ」となるでしょう。7月から8月にかけて相場は出直るものの、8月と9月は再び軟調を予想します。
2025年末のS&P500のターゲットは6300を予想します。いよいよ関税がキックインすることで駆け込み消費の反動がこれから予想されます。どのくらい消費が冷え込むか見ものです。 2025年末のドル円は141円を予想します。
2025年末の10年債利回りは3.7%を予想します。
2025年末のフェデラルファンズ・レートは3.25%を予想します。
2025年末の失業率は4.7%を予想します。
2025年末の消費者物価指数は2.2%を予想します。
2025年末のGDPは+1.8%を予想します。
大手ハイテク株のバリュエーションは割高で成長率は下がってきています。かといってそれ以外のセクターの方が良いか? と聞かれれば工業セクターなどはすでにまるでリセッションが到来したかのような元気の無い決算を出しており買いにくいです。上げた箸の下ろしどころが無い状態と形容できます。
新興国は13年近く米国株をアンダーパフォームしており、日柄調整という観点からは魅力がありますが、まだ米国の金利は高いですしドルは強いのでいますぐに物色の矛先が新興国へ向かうとは思いません。**ただし一部のフロンティア市場には元気が銘柄が散見されます。
私有財産権に対するぼんやりとした不安から金の延べ棒などのリスクヘッジ資産が注目されています。
暗号資産は新政権が積極的に振興する方針を打ち出しているし、そもそもどれだけ買われてもバリュエーションを議論することすら出来ないので、逆に安心感があります。
いまは悪い決算を出したばかりなのでとても買うわけには行きませんが、体験型消費、旅行全般が好調な中、**ボーイング(BA)**はじゅうぶん日柄調整したと考えられます。ニュースの好転を待ちたいです。
**セラニーズ(CE)**は自動車、とりわけEV向けプラスチック製品、溶剤、接着剤などのメーカーでデュポンのモビリティ&マテリアルズ部門を買収した際、負債を抱え込み、大幅減配を余儀なくされました。こちらもニュースの好転を待ちたいです。
<推奨銘柄>
BRAC BANK(バングラデシュ)
<ブレイクアウト>
SPDRゴールドシェア(GLD)
<暗号資産>
リップル(XRP)
<観察銘柄>
ボーイング(BA)
セラニーズ(CE)