投資戦略
2025年1月28日 07:01
投資戦略をアップデートします。
中国のAIスタートアップ、ディープシークが格安でR1というAIを完成させました。それがメタのラマ3を打ち負かしたことでシリコンバレーに激震が走りました。
(AI開発には莫大な初期投資が必要!)と信じ切っていた企業や投資家は、(エヌビディアに騙された!)と怒っています。
AI関連株の今日の下落幅は:
エヌビディア(NVDA)−16.86%
台湾セミコンダクタ(TSM) -13.33%
ブロードコム(AVGO) -17.40%
マーヴェル(MRVL) -19.11%
アステララボ(ALAB) -28.03%
コンステレーション・エナジー(CEG) -20.85%
タレン(TLN) -21.59%
NRG(NRG) -13.24%
クラウドサービスを提供している大手ハイテク企業は今後の設備投資を正当化するのに苦労することが予想されます。
米国の大手ハイテク企業をグループとして捉えた場合、今期はフリー・キャッシュフローがマイナスになると予想されています。その理由は莫大な設備投資をしているからです。
投資家は企業がせっかく稼いだお金をそのようなカタチで無駄遣いしていることに苛立ちを覚えています。今後、AI投資の見直しや縮小が相次いで発表されることはほぼ間違いありません。
マグニフィセント・セブンと呼ばれる大手ハイテク企業7社はS&P500指数の時価総額の33%を占めています。これらの一握りの銘柄の動きが指数を大きく左右します。そしてそれらの銘柄はいずれも割高に取引されています。各社の2025年の予想EPSに基づいた株価収益率(PER)は;
アップル(AAPL)31倍
エヌビディア(NVDA)26倍
マイクロソフト(MSFT)33倍
アルファベット(GOOG)21倍
アマゾン(AMZN)37倍
メタ(META)25倍
テスラ(TSLA)119倍
一方、米国10年債は「質への逃避」で買われ利回りが4.53%まで下がってきています。為替はドル安に転じており1ドルは154円前後で取引されています。
長期金利の低下とドル安はアメリカの投資家が新興国などの投資機会に資金の一部をシフトするキッカケになります。
2025年の株式市場は1月から2月にかけて軟調な展開を予想します。3月に底入れした後、5月末までラリーし、「セル・イン・メイ」となるでしょう。7月から8月にかけて相場は出直るものの、8月と9月は再び軟調を予想します。
2025年末のS&P500のターゲットは6300を予想します。
2025年末のドル円は141円を予想します。
2025年末の10年債利回りは3.7%を予想します。
2025年末のフェデラルファンズ・レートは3.25%を予想します。
2025年末の失業率は4.7%を予想します。
2025年末の消費者物価指数は2.2%を予想します。
2025年末のGDPは+1.8%を予想します。