JPモルガン・ヘルスケア・カンファレンス 初日のまとめ
2025年1月14日 19:24
1月13日からサンフランシスコのセントフランシス・ホテルで第43回JPモルガン・ヘルスケア・カンファレンスが始まっています。これはヘルスケア投資で最大のイベントです。
今年の参加者は約8千人と言われています。
先月、ニューヨークでユナイテッド・ヘルスの健康保険部門CEOブライアン・トンプソンがニューヨーク・ヒルトンの外で射殺されたショッキングな事件の後なので厳重な警備の下で開催されました。
メディケア・アドバンテージに対する米国民からの風当たりがとりわけきつい中、シグナ、センティーンの両社は登壇をキャンセルしました。
例年、同カンファレンスに合わせてM&Aを発表する企業が多いのですが昨日はジョンソン&ジョンソンがイントラ・セルラー・セラピーズを146億ドルで買収すると発表しました。加えてイーライ・リリーがスコーピオン・セラピューティックスを25億ドルで買収しました。GSKはIDRxを1億ドルで買収しました。
モデルナはワクチン売上高不振で2025年のガイダンスを引き下げ、株価が急落しました。2025年の売上高ガイダンスは;
旧ガイダンス 25~35億ドル
新ガイダンス 15~25億ドル
となっています。同社は年間の営業費用を10億ドル圧縮するとしていますが四半期の営業費用は10億ドル、バランスシート上のキャッシュは60億ドルなのでいずれ資金が枯渇すると見られています。
カンファレンス会場の外で別個に企画されたSTATのトーク・イベントにはスコット・ゴッドリーブ元FDA長官が登壇し、トランプ政権はPBMに対する圧力を強めるだろうと予測しました。