トランプが米国の大学を卒業した外国人に自動的にグリーンカードを付与すべきだと提案した件を、どう活かす?
2025年1月1日 04:49
ドナルド・トランプは2024年6月にポッドキャスト番組「All-in」に出演した際、米国の大学や短大を卒業した外国人に対し、卒業証書の一部としてグリーンカードを支給すべきだと主張しました。
ただ、トランプがこの公約を実行に移す保証はありません。
少し背景を説明します。アメリカには毎年240万人の不法移民が流入しています(2023年)。一方、外国からアメリカの大学に入学する留学生は毎年105万人です。
もしグリーンカードが自動的に付与されるようになれば、米国での職探しは大幅にカンタンになります。
しかしアイビーリーグの有名私立大学の場合、年間授業料+寮費で1300万円かかるので4年間なら5200万円もの先行投資になります。これだけのお金を「ポン!」と払える日本人は少ないと思います。
そこでテクですが、大学4年間のうちの最初の2年をコミュニティ・カレッジで過ごし、その後で有名大学へ編入することで授業料を浮かす方法があります。
たとえばテキサス州にあるヒューストン・コミュニティ・カレッジなTOEFLスコアが無くても入学可能で18ヶ月のフルタイム英語コースを提供しています。
コミュニティ・カレッジの年間総費用(授業料+寮費+食費+教材費)は380万円前後です。
そして2年後にUTダラスに編入したとすれば、そこでの年間総費用は900万円です。
つまり合計で2560万円で済むわけです。これはアイビーリーグへ4年間通う費用の半分です。また入学の難易度もぐっと平易になります。
**テキサス州内の多くのコミュニティカレッジは州内の4年制大学と編入に関する提携を持っています。**UTオースティン(UT Austin)やUTシステム内の他のキャンパス(UT Dallas、UT Arlingtonなど)への編入は、適切な準備と要件を満たすことで実現可能です。
編入プロセスの概要
事前の計画
- UTへの編入を目指す場合、特に専攻分野に応じた必須科目(前提条件)があるので、HCCで履修するコースを慎重に選ぶ必要があります。UTの専攻要件を確認し、それに合ったコースプランを学習アドバイザーと相談しましょう。
提携プログラムの利用
- HCCはUTシステムと**「Transfer Agreement(編入協定)」**を結んでいる場合があり、このプログラムを利用することでスムーズに編入できる可能性があります。例えば、州内のコミュニティカレッジから4年制大学への編入を支援する「Texas Common Course Numbering System(TCCNS)」を活用できます。
GPA要件
- UTオースティンの場合、特に競争率が高いため、GPA(成績)の基準が高いです。一般的に3.5以上を目指すことが推奨されます。ただし、専攻によってはさらに高いGPAが求められる場合もあります。
英語力とその他の要件
- 留学生の場合、TOEFLやIELTSのスコアが必要になる場合があります。また、エッセイや推薦状が必要な場合もあります。
編入申請
- UTの編入申請には、ApplyTexas または Common App を通じてオンラインで申請します。締め切りは秋学期(8月開始)への編入の場合、3月1日が一般的です。早めに確認して準備を進めましょう。
サポート
HCCの国際オフィスやアカデミックアドバイザーは、編入に関する情報提供や手続きの支援を行っています。また、UT側のアドバイザーにも事前に相談することで、よりスムーズに進められます。
注意点
- UTオースティンは特に競争率が高く、専攻によっては編入が難しい場合もあります。代替のUTキャンパス(例:UT Dallas、UT Arlington)も検討すると良いでしょう。
- 編入プロセスは時間がかかるので、早めに計画を立てることが重要です。
UTへの編入を目指している場合、HCCで高成績を維持し、適切な履修計画を立てることで目標を達成できる可能性が高まります。